日刊中年ジャンプ

元気のない時に読んだら少し元気が出る…といいですね

4月。

最後に記事を書いたのが12月。気が付けば桜も散り、GWが目前という季節…半年以上のご無沙汰でした。

記事を書いていない間も色々な出来事が。

 

4月になってすぐ、幼馴染みが他界してしまった。

2歳から一緒だったので彼女が一番古い友人だ。

お互い社会人になってからは頻繁に連絡を取ったりする事もなくなったが、たまに顔を合わせても昔と何一つ変わらぬ笑顔で同じように接してくれたのを思い出す。

 

去年のお盆に中学校の同窓会を催した際、彼女にも連絡したんだが都合が悪く参加できず。

『同窓会には行けないけど、また近いうちに予定合わせてゴハンでも食べに行こうよ』

 

結局これが彼女と交わした最後のやり取りに。

 

昔から身体に比べるとメンタルが弱い私(←でも強いほうだと思う)…今回の出来事はさすがにきましたよメンタルに。

彼女が亡くなって2週間ぐらいは仕事以外の事をする気にもならず、友達にも会いたくなくなった。

大好きな楽器を弾いたり映画を観たりしても全然楽しくない。

 

…でも編集長は大人だ。

悲しいけれどいつまでも落ち込んではいられないし、自分の機嫌は自分で取るようにしてる。

いつまでも暗い顔をしていると彼女に『らしくないからやめなよ』と怒られそうな気もする。

そんな訳で先日から彼女が亡くなってしまう前の自分を取り戻そうと、ようやく自分で自分のご機嫌を取り始めてる。

手始めに遊ぶ予定を入れてみようと友人と連絡取ってみたりなんかして。

そんな私を知ってか知らずか、昔から仲良くしてもらっている友人のあっちゃんが自宅に寄ってくれた。

13日に『暇なら飲みに行こう』と連絡をもらったが『気が乗らない』と断ったくだりがあったのでテンションの上がらない理由も彼は知っている。

『あのさ、俺が通ってた美容院が閉店しちゃって今から初めての店に行くんだけど一緒に行かない?』

何で俺が一緒に…?とも思ったが彼なりに気遣ってくれてるのだと思い同行する事に。

『…元気出して行こーよ。俺が○○(←編集長の名前)と同じ状況になったトコなんか怖くて想像も出来ないよ…だってホラ、新規の美容室にも1人で行けないぐらいメンタル弱いし(笑)』

と美容室に向かう車内で彼なりの励ましの言葉をいただく。

 

美容室到着。

『お連れ様はこちらでお待ちになってください』

と丁寧なスタッフさんに案内されたのはあっちゃんが座っている席のすぐ傍にあるブース…あっちゃんがよく見える位置だ。

床屋さんのようにゴ○ゴ13など置いてあるハズもなくただひたすら座ってあっちゃんを待つ事に。

 

新規の美容室に1人で行けないぐらい弱いメンタルの持ち主がスタイリストさんに

『新規のお客様ですね…今日はどんな感じにいたしましょう?』と聞かれ、財布から免許証を取り出し

『これと同じに』

と真顔で頼んでいる姿を見てちょっと元気が出た日曜日。

 

…悲しい出来事があったけれど、楽しかった出来事も記事を書いていない間に色々あったのでその話もいずれまた。

 

彼女のぶんまで笑い、家族や友人と過ごした楽しい時間を記事にしてここに書いていけるよう精進します。

 

 

 

 

 

追記

…あっちゃんはメンタル絶対強いと思う。